2012年4月19日から30日までベネルクス3国を列車で巡りました。Amsterdamで3泊、Maastrichtで2泊、Brusselsで3泊、Luxembourgで1泊の旅でした。オランダで10年に1度開かれる花博(Floriade2012)も見て、花を堪能しました。
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アムステルダムへは関空から直行便があり、明るいうちに到着します。その日のうちに運河を巡り、次の日は美術館を回って、ゴッホやレンブラントの芸術に触れました。ホテルはダム広場に面したNH Grand Hotel Krasnapolskyで路面電車での街巡りに便利でした。
オランダと言えば風車。ザーンセ・スカンスへは、アムステルダムから列車で20分ほどです。たくさんの風車が雨にかすむ風情は、とても素敵でした。オランダらしく、若者たちがサイクリングとボートレースに興じていました。
マーストリヒトは、EU誕生のもととなる欧州連合条約が締結されたオランダの古い街です。Floriadeが開催されるVenloの街に近いためこちらに宿を取りました。居酒屋で味わったムール貝とオニオンスープは、今回の旅行の中で一番でした。
10年に一度の花の祭典、フロリアードは、今年はフェンローで行われました。各国のパビリヨンでは、名産品を売り込む展示が目立ちましたが、日本の展示は、ユニークで好感の持てるものでした。
日本人にはフランダースの犬で有名なアントワープですが、それに因むものは、探すのが大変なほどです。しかし、ノートルダム大聖堂をはじめとする街並みは、素晴らしい眺めです。ダイヤモンドの集積地であるこの街には、宝石店も軒を連ねています。